SharePoint 2010 ドキュメント変換 検証メモ

今作成中のデモ環境で、ドキュメント変換サービスを利用するため、SharePoint Server 2010 のドキュメント コンバーターを検証しました。まだ検証途中なのであまりまとまってないですが、検証メモを。

<ドキュメント コンバーターを利用するために必要な設定>
・ Document Conversions Launcher Service と Document Conversions  
  LoadBalancer Service を開始する。
ドキュメント コンバーター機能を利用するためには上記 2 つのサービスをサーバーの全体管理にて開始する必要があります。
(注) これらのサービスは Domain Controller 上では動作しません。(開始はできますが。。)
全部を 1 台にまとめたデモ環境 (AD + SQL + SharePoint) を利用して検証していたのですが、どうしても動かず。。調べてみると on DC では動かないようです。。要件にかいといてくれればいいのに。。
DC 上で動作した場合、ドキュメント変換実行時に、「エラー:CE_OTHER」となってしまいます。

・ Web アプリケーションで、ドキュメント変換を有効にする
 
サーバーの全体管理にて、[アプリケーションの全般設定] ページを開き、[外部サービス接続] の [ドキュメント変換の構成] をクリックし、対象の Web アプリケーションでドキュメント変換を有効に設定します。

<利用方法>
上記設定を行うと、Word ファイル (コンテンツ タイプが [ドキュメント] のもの) はコンテキストメニューからすぐにドキュメント変換を利用できます。
dc1
Word で作成した内容が aspx ファイル (発行ページ) に変換される機能を利用できます。Word
で編集した内容が、SharePoint ページに変換できます。

<動作検証メモ>
● Word ファイル変換後のページは [本文のみ] ページレイアウトの発行ページとなる
[ドキュメント] コンテンツタイプにドキュメント変換の設定がそのようにされているためです。
あとから他のページ レイアウトに変更は可能ですが、別のページ レイアウトを利用した発行ページに変換を行いたい際は、あらかじめコンテンツタイプを作成し、作成したコンテンツ タイプでドキュメント変換の設定を行います。その際にページ レイアウトを指定可能です。

● Word に貼りつけた画像は、ページに変換後、リンク切れとなる
ちょっと残念ですが、標準搭載の Word → aspx のコンバーターでは、Word 文書に貼りつけた画像はリンク切れとなります。画像を貼りつけたい際は、あらかじめ画像ライブラリ等に画像をアップロードしておき、Word 文書内に [ファイルにリンク] による挿入が必要です。
dc2

● InfoPath → aspx の変換を利用する際は、必ずあらかじめコンテンツタイプの作成が必要
標準搭載の [ドキュメント] コンテンツ タイプにはコンバーターの設定が既定でされているが、[フォーム] コンテンツ タイプにはコンバーターの設定がされていないためです。
フォーム作成後、コンテンツ タイプとして発行し、コンバーターの設定が必要です。ただし、Word と違ってページに変換するビューを設定できます。ページ内容を入力するビューとページに変換するビューを切り分けて活用できそうですね。こちらはもうちょっと検証してみたいと思います。

● Word のスタイルはそこそこ aspx 側で再現される
「Word で編集した内容がすべてキレイに aspx に変換されました!」とは言えないですが、私の検証では Word で設定したスタイルのだいたい 8 割くらいが aspx 側にも表示されるため、合格点だと思います。ブラウザーでのページ編集になれない人の代替ページ編集ツールとしては OK かと。あとテーブルをキレイに編集するのに使えるかなと思いました。
(Wiki 編集でもテーブルは挿入できますが、スタイルの設定がブラウザーでは簡単にはいかないので、、)

テーブルを利用するときには、セル幅等を自動調整にするのではなく、横幅を% 指定したり、左寄せ等のセルの配置を行っておいた方が、より Word での見た目をそのまま再現できました。
できるだけ細かくスタイルを設定しておいた方が、aspx に変換後スタイルがくずれないようです。
InfoPath の場合、どのくらい再現されるかも、また検証してみたいと思います。

● 更新も可能
Word 文書作成 → ライブラリにアップロード → aspx に変換。
再度 Word 文書をライブラリから開き、編集して上書き保存 → ドキュメント変換を行うと、次図のように既存ページへの更新が行えます。
dc3
Word 文書を再編集することで、ページも再編集可能です。これが使えないとちょっと。。と思っていたので、よかったです。

以上、ドキュメント変換機能の検証メモでした。
あんまりまとまってない & まだ私も検証途中ですが、この機能について日本語情報がほとんどないと思いましたので、メモとして残しておきたいと思います。あと、今回は標準搭載の機能を検証した結果ですが、カスタムコンバーターの開発も可能のようです。

奥田理恵

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