Visio では、シェイプ (図形) を図面ページに配置して図面を作成します。
もともと Visio に入っているシェイプだけではなく、マイクロソフトのサイトなどでたくさんのシェイプが公開されているので、これらをダウンロードして自分の Visio (を使っている PC) に取り込んで使うことができます。
最近、資料作成でよく使っているのが New Office Visio Stencil のシェイプ。
こんな感じ ↓ の Exchange や SharePoint、Lync & Skype for Business などのシェイプが提供されています。
Visio には [プレゼンテーション モード] という全画面表示モードがあるので、図形へのハイパーリンクの設定と組み合わせて、複数の図面ページをいったりきたりするプレゼン資料を作るというのもおすすめです♪
以下は、シェイプのダウンロード等についての補足です。
■ シェイプやテンプレートなどのツール ダウンロード サイト
Visio の製品サイト にアクセスすると、トップページにどーんと無償シェイプのご案内がでていると思うので、まずはこちらにアクセスしてください。もしくは こちら からどうぞ。
[Microsoft Visio シェイプ & ツール集] のページにアクセスして必要なファイル等をダウンロードします。
ツールによってダウンロード後の操作は異なります。
インストール手順がページ上に掲載されていたり、ダウンロードしたファイル一式の中に、セットアップ手順の記載されているドキュメントが入っているので、それにしたがって操作します。
setup.exe を実行するとテンプレートとシェイプ (ステンシル) がインストールされるタイプもあるし、zip されているステンシル用のファイル (*.vss や *.vssx) をダウンロードして、適切な場所に自分で配置するタイプもあります。
たとえば、現場での作業指示書や見取り図の作成を作成するときに利用されている、『動く作業員 Ver 2.0』 というツールの場合は、ダウンロードした zip ファイルを解凍し、中に入っている setup.exe でセットアップを実行すると、テンプレートが用意され、テンプレートを開くと動く作業員のシェイプが含まれたステンシルも表示されます。
このステンシルは、[Visio 無償図形集] の中に入るので、ほかのテンプレートを使っているときなども、[その他の図形] → [Visio 無償図形集] → [動く作業員 ver2.0] から開くことができます。
ツールの中には、32bit にしか対応していないものも多数あるのでご注意を。
■ シェイプのダウンロードと [個人用図形] への保存
ステンシルは *.vss や *.vssx というファイルで管理されます。
使用するステンシルのファイルを、[その他の図形] → [ステンシルを開く] から指定して開いてもよいですが、頻繁に使うステンシルは、呼び出しやすいように、[個人用図形] フォルダーにステンシルのファイル (*.vss、*.vssx) を保存しておきます。
たとえば、上でご紹介した New Office Visio Stencil からダウンロード センターにアクセスし、「OfficeSymbols_2012and2014.zip」 をダウンロードして解凍すると、複数の *.vss ファイルが入っているので、この中からことがわかります。このファイルを Documents\個人用図形 にコピーします。
そうすると、[図形] ウィンドウの [その他の図形] → [個人用図形] で一覧を使ってステンシルを選択できるようになります。
標準のステンシルだけでもかなりの数ですが、それでも思うようなシェイプがない、クリップアートでは限界、というような場合は、Visio の無償シェイプを活用するとよいです。
[個人用図形] に入れておけば、使い勝手がよくなるし、ステンシルの管理もしやすくなります。
-Kanoko Ishida