「SharePoint 導入・活用コンサル 体験セミナー」 追加開催決定しました

先日品川にて実施させていただいた  「SharePoint 導入・活用コンサル 体験セミナー」  につきまして、ご好評のため追加開催をさせていただきます!

SharePoint 導入・活用コンサル 体験セミナー
  ・ 日時 : 2016年6月17日 (金)
・ 場所 : 品川 (AvePoint 社 東京オフィス)
・ 受講料: \30,000 (税別)
・ 主催: 株式会社クリエ・イルミネート  (AvePoint Japan 株式会社 協賛)
 ・ セミナー概要
  SharePoint は機能が多く、利用用途が多岐にわたるため、”成功した導入方法” や “活用方法” を知りたいといった要望が多いのではないでしょうか? SharePoint の導入・活用コンサルを数多く行う AvePoint とクリエ・イルミネートのコンサルタントが、SharePoint の活用に成功した組織は、「実装から運用にいたるまで」 をどこからはじめて、どのように行ったのかを、実際に行ったコンサルからノウハウを凝縮してお伝えします。

  次のような方におすすめです。
–  これから Office 365 の導入を検討されている組織の方
–  Office 365 や SharePoint Server を導入しているが、SharePoint を活用しきれていないと感じている組織の方
–  SharePoint を活用するための、導入手順がわからない組織の方

また参加特典として、AvePoint、クリエ・イルミネートが利用する 「SharePoint 導入・活用コンサル用テンプレート」 をお持ち帰りいただけます。

  ※ 本セミナーはユーザー企業の方を対象とさせていただいております。競合/同業他社となるお客様のご受講はお断りさせていただくことがございます。

 詳細、お申込みはこちらよりお待ちしております。

SharePoint 導入・活用コンサル 体験セミナー のご案内

こんにちは、今日はセミナー開催のご案内です。
AvePoint 社と共催で、下記セミナーを開催いたします。

「SharePoint 導入・活用コンサル 体験セミナー」 
  ・ 日時 : 2016年6月17日 (金)     
  ・ 場所 : 品川 (AvePoint 社 東京オフィス)
  ・ 受講料: \30,000 (税別)
 

  ・ セミナー概要

  SharePoint は機能が多く、利用用途が多岐にわたるため、"成功した導入方法" や "活用方法" を知りたいといった要望が多いのではないでしょうか? SharePoint の導入・活用コンサルを数多く行う AvePoint とクリエ・イルミネートのコンサルタントが、SharePoint の活用に成功した組織は、「実装から運用にいたるまで」 をどこからはじめて、どのように行ったのかを、実際に行ったコンサルからノウハウを凝縮してお伝えします。


  次のような方におすすめです。
    -  これから Office 365 の導入を検討されている組織の方 
    -  Office 365 や SharePoint Server を導入しているが、SharePoint を活用しきれていないと感じている組織の方 
    -  SharePoint を活用するための、導入手順がわからない組織の方

また参加特典として、AvePoint、クリエ・イルミネートが利用する 「SharePoint 導入・活用コンサル用テンプレート」 をお持ち帰りいただけます。

  ※ 競合/同業他社となるお客様のご受講はご遠慮いただいております。

詳細、お申込みはこちらよりお待ちしております。

Azure RMS 共有アプリケーション利用に必要なライセンスとその違い (検証結果)

共有アプリケーション機能について、Azure RMS があれば使えるけど、Azure RMS がなくても無償の個人用 RMS が利用できたり、Office 365 の一部エディションには Azure RMS が含まれていたり。。
いったいどの環境があれば、どこまで利用できるのか!? と思い、試してみました。TechNet へのリンクとともにまとめておきます。
(これも 1/30 (土) の Japan SharePoint Group 勉強会でお話しさせていただいた内容です)

共有アプリケーションってなに? という方はぜひ前の投稿をあわせてごらんください。  

共有アプリケーションの利用には?

まず共有アプリケーションを利用するために必要なものは下記2点です。

  ① 共有アプリケーション (クライアントにインストールするアプリケーション) を端末にインストール
      共有アプリケーションは無償でダウンロード、インストールが可能です。
      PC 版、モバイル版 (iOS、Android、Windows Phone) があります。
      ダウンロードはこちらから → https://portal.aadrm.com/home/download

  ② 組織で RMS を利用していること (有償の Azure RMS or 無償の個人用 RMS)

① 共有アプリケーションのインストールについて


共有アプリケーションをインストールする理由は、ファイルに保護をかけるため & Office 以外の保護ファイルを開くビューアーとして利用するためです。まとめると↓な感じです。

 ファイルに
保護設定する

保護をかけられた
Office ファイルを開く

保護をかけられた
Office 以外のファイルを開く

必要

必要なし
(Office で開ける)

必要
(ファイルを開くビューアーとして)

 

② 組織で RMS を利用していること (有償の Azure RMS or 無償の個人用 RMS)

■ 共有アプリケーション機能で保護がかけられたファイルをメールにて受信した場合

1. RMS によりサインイン画面が表示されるため、組織アカウントを利用してサインイン (Azure AD が必要)
   image
2. サインイン後、ファイルに対するアクセス許可があればファイルが開ける
   image
Office ファイルの場合、Office で開ける
それ以外のファイルの場合、共有アプリケーションがインストールされていれば、共有アプリケーションをビューアーとして開ける
   image

■ 共有アプリケーション機能でファイルに保護をかける場合

Azure RMS (有償) もしくは個人用 RMS (無償) を組織で利用している必要あり

1. 保護ファイルの共有設定を行う際、RMS によりサインイン画面が表示される
   image
2. Azure RMS もしくは個人用 RMS のサブスクリプションを組織でもっていれば、サインイン後、保護ファイルの共有設定が行える
  image
    ●
アクセス許可は相手のメールアドレスを利用

ということで、下記思いつく限り&用意できる限りの環境で試してみた結果です。

ライセンス

ライセンス例

保護
設定

開く

追跡

アクセス許可
取り消し

管理者

AD
同期

ポリシー
テンプレート

Azure RMS Premium

Office 365 + Enterprise Mobility Suite

Azure RMS

Office 365 (E3-E5)
IRM
有効

×

×

Azure RMS

Office 365 (E3-E5)
IRM
無効

×

×

Office 365
(E1
等)

なし

個人用
RMS

なし +
(個人用 RMS をサインアップ)

×

×

×

×

×

  • Office 365 (E3,E5) に含まれる Azure RMS の場合、テナントで IRM が有効になっていれば、共有アプリケーションを利用し、ファイルの保護・共有設定が行えます。ポリシー テンプレートの展開も可能です。しかし、ファイルの追跡機能やアクセス許可の取り消し操作は行えません。追跡機能やアクセス許可を行うための管理画面 (Web ベース) にサインイン後、次のようにメッセージが表示され開けません
      image
  • Azure RMS Premium を利用している場合、追跡やアクセス許可の取り消しを行う管理画面が利用できます。Office 365 に Azure RMS Premium を追加して利用している場合も、単体で利用している場合も同様です
      image
  • 組織で有償の Azure RMS を利用していなくても、個人用 RMS (無償) にサインアップすれば、共有アプリケーションを利用して、ファイルの保護と共有設定可能です。

1. RMS 管理ポータルを開き、メールアドレスを入力し [次へ] をクリックすると、メールアドレスで、その組織に Azure RMS もしくは個人用 RMS サブスクリプションがあるかどうかがチェックされます。
   image
2. サブスクリプションがなければ、操作したユーザーのメールアドレス宛に、サインアップを行うためのメールが送信されます。
   image
              ※ サブスクリプションがあれば、サインインされるだけです。
3. 届いたメールより、サインアップ操作を行います。
  image
4. サインアップ画面がこちら
  image

サインアップ後、組織内に個人用 RMS サブスクリプションが用意され、同一組織内のユーザーはファイルの保護・共有設定が利用できるようになります。個人用 RMS は 「管理者」 という概念がないため、ポリシー テンプレートの展開は行えません。また、組織内で Azure AD を利用していない場合、個人用 RMS サインアップすると、内部で Azure AD が利用されます。
個人用 RMS の内部で利用される Azure AD は、AD との同期機能は利用できません。

共有アプリケーションのインストール自体は無償ですし、個人用 RMS も無償なので、無償で共有アプリケーションを利用したファイルの保護・共有機能は利用できるのですが、TechNet に気になる内容があり、

「現在、この無料のサブスクリプションを使用してドキュメントを保護することもできますが、これは試用目的に限られます」
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn592127.aspx より。

「現在」 ってところが気になりますが、おそらく組織的に共有アプリケーション機能を利用するためには、Azure RMS が必要ということかと思います。

以上、共有アプリケーションを利用するためにはどのようなライセンスが必要かよくわからなかったので、調べた&検証結果です。

参考にしたソース (TechNet)
  ・
個人用 RMS と Azure Rights Management
  ・ 
Azure Active Directory Rights Management の概要
  ・  「
アプリケーションで Azure Rights Management をサポートする方法
  ・  「
Azure Rights Management の要件
  ・ 
Rights Management 共有アプリケーション管理者ガイド

奥田 Bunny

リスト ビュー Web パーツを他サイトで利用したい

以前本 Blog で 「SharePoint 2013 リスト ビュー Web パーツを他のサイトでどうしたも使いたい」 という記事を UP したことがありますが、今回は同様のことを SharePoint Designer を利用して行う方法のご紹介です。
(1/30 (土) の Japan SharePoint Group 勉強会の LT でお話しさせていただい他内容です)

SharePoint 2010、2013 両方で同じことできます。

1.まずトップページでもどこでもいいので、リストやライブラリを Web パーツとして貼り付けて、[現在のビューの編集] とかツールバーの種類とか、タイトル等の設定を行います。
2.SharePoint Designer でサイトを開き、リスト ビュー Web パーツを貼り付けたページを開きます。
     
3.コード内から対象のリスト ビュー Web パーツを探します。

リスト ビュー Web パーツの開始タグは、<WebPartPages:XsltListViewWebPart runat="ser・・・ からはじまるので、うまくコード内を検索して探してください。
同じページ内にリスト ビュー Web パーツが複数あれば、その分だけ <WebPartPages:XsltListViewWebPart runat="ser ・・ から始まるタグがあります。
その場合、開始タグにマウスカーソル合わせておいて、リボンの [Web パーツ ツール] – [書式] タブ内で、Web パーツのタイトルが確認できます。
  image

4.2010 だとここでリボン内に [リスト ビュー ツール] タブが表示されるので、この手順4はスキップしてください。

2013 の場合、[リスト ビュー ツール] タブを表示するため、[プロパティ] をクリックします。
  image
ブラウザーで利用できる Web パーツの編集画面と同様の画面がダイアログで開くため、なにも変更せず [OK] をクリックします。
    image
その後再度リスト ビュー Web パーツの開始タグコードにマウス カーソルを合わせると、リボンに [リスト ビュー ツール] タブがでてきます。
   

5.[リスト ビュー ツール] – [Web パーツ] タブ内の [サイト ギャラリーへ] をクリックします。  
   image  
6.[サイト ギャラリーへの Web パーツの保存] ダイアログが表示されます。
      名前はエンコードされるので半角で付け直したほうがいいです。[OK] をクリックします。 
7.次のような絶対パスでリストを参照していいかどうか確認するダイアログが表示されるため、[はい] をクリックします。
   image 
8.SharePoint Designer は閉じて OK です。操作で利用したページは保存する必要ありません。
9.同じサイト コレクション内の他サイトを開き、Web パーツを配置する際、[その他] カテゴリーより、配置できます。
   image      

  • SPD でサイト ギャラリーに保存した Web パーツを [その他] カテゴリーから消したい場合、Web パーツ ギャラリーより削除ください。
  • Web パーツ ギャラリーから webpart ファイルをダウンロードし、他サイト コレクションの Web パーツ ギャラリーに UP しても、他サイト コレクションでは利用できません。
    奥田 Bunny

SharePoint Designer でお知らせ 表示フォーム デザイン変更例

SharePoint Designer でお知らせ リストの表示フォームのデザインを次のように変更する例です
<SharePoint 2010 例
>
image

下記手順は SharePoint Designer 2010 のものですが、SharePoint Designer 2013 でもデザインビューは利用できませんが、コードレベルで同様のことは可能です。
<SharePoint 2013 例>
image

■ 参考手順

1.SharePoint Designer 2010 で対象リストの [フォーム] 一覧を開きます。
リボンから [表示用のフォーム] をクリックします
image
2.[新しいリスト フォームの作成] ダイアログが開くので、ファイル名を任意につけ、[OK] をクリックします。
     image
3.作成したリストフォーム (aspx ファイル) をクリックしてエディターで開きます。 [デザイン] モードに切り替えます。
4.表示フォーム内容の上下に [閉じる] ボタンが用意されていますが、フォーム内容が少ない (縦幅がそんなに多くない)
ため、上部の [閉じる] ボタン は削除したいと思います。
[閉じる] ボタンが表示されている行を範囲選択し、右クリック ― [削除] – [行の削除] をクリックします。
5.ラベル部分の列を削除します。ラベル内容を右クリック – [削除] – [列の削除] をクリックします。
image
image
6.[分割] モードに切り替え、デザイン画面内で [タイトル] をクリックし、タイトル欄に相当するソースコードを探します。
image
7.タイトル欄に相当するソースコードを次のように変更します。 

<変更前>
<td width=”400px” valign=”top” class=”ms-formbody”>
<xsl:value-of select=”@Title” /></td>

<変更後>
<td style=”padding:5px”>
<p style=”font-family: Meiryo UI; font-size: 14px; border-bottom: dotted 1px #000088; border-left: solid 8px #000088;padding-left:10px”><xsl:value-of select=”@Title” /></p></td>

8.デザイン画面内で [本文] をクリックし、本文欄に相当するソースコードを探します。
image
9. 本文欄に相当するソース コードを次のように変更します。   

<変更前>
<td width=”400px” valign=”top” class=”ms-formbody”>
<xsl:value-of select=”@Body” disable-output-escaping=”yes” /></td>

<変更後>
<td style=”padding-left:10px; font-family: Meiryo UI;”>
<xsl:value-of select=”@Body” disable-output-escaping=”yes” /></td>

10. デザイン画面内で [有効期限] をクリックし、有効期限欄に相当するソースコードを探します。
11. 有効期限欄に相当するソース コード を次のように変更します。     

<変更前>
<td width=”400px” valign=”top” class=”ms-formbody”>
<xsl:value-of select=”@Expires” /></td>

<変更後>
<td style=”padding-right:20px;text-align:right;font-family: Meiryo UI;”>
有効期限:<xsl:value-of select=”ddwrt:FormatDate(string(@Expires) ,1041 ,3)” /> </td>

12. リボンを非表示とするためスタイルを追加します。リボン内の [ホーム] タブの [詳細モード] をクリックします。
13. ソースコード内で、PlaceHolderBodyAreaClass という ID の ContentPlaceHolder タグ内のスタイル タグに、
スタイルを追加します。(赤字部分)     

<asp:Content ContentPlaceHolderId=”PlaceHolderBodyAreaClass” runat=”server”>
<style type=”text/css”>
.ms-bodyareaframe {
padding: 8px;
border: none;
}
#s4-ribbonrow{display:none;
}
</style>
</asp:Content>

14. 上書き保存します。上書き保存時に、警告ダイアログが表示された場合、[OK] をクリックします。
15. [フォーム] をクリックし、フォーム一覧に戻ります。
image
16. フォームの一覧で、追加したリストフォーム (aspx ファイル) を選択肢、[既定に設定] をクリックします。
image     

動作確認すると、表示フォームのデザインが変更され、表示フォーム内のリボンが非表示となっていることが確認できます。

奥田 Bunny

[SharePoint Online/SharePoint Server 2013] JS リンクでリストビューに条件付き書式設定

SharePoint 2013 では SharePoint Designer 2013 でリストビューを開いても、2010 では利用できる [条件付き書式] 機能は利用できません。SPD 上からメニューもなくなっています。
JS リンクを利用して条件付き書式を設定する例をご紹介します。

<設定例>
image

まず、用意する JS ファイルの内容はこんな感じです。

(function () {

var overrideCtx = {};
overrideCtx.Templates = {};
overrideCtx.OnPostRender = Condition;
   SPClientTemplates.TemplateManager.RegisterTemplateOverrides(overrideCtx);

})();

function Condition(ctx){

for (i = 0; i < ctx.ListData.Row.length; i++) {
if (ctx.ListData.Row[i][“FieldName“]) {

if (ctx.ListData.Row[i][“FieldName“].indexOf(‘AZ‘) != -1) {

var rowId = GenerateIIDForListItem(ctx, ctx.ListData.Row[i]);
var trElement = document.getElementById(rowId);
trElement.style.backgroundColor = “#FFFF00“; }

} } }

● FieldName : 条件に利用したい列の内部名
AZ : 列に含まれる値 (部分一致も可)
#FFFF00 : 条件に一致する際のアイテムの背景色

[適用方法]
1. JS ファイルをマスター ページギャラリーにでもアップロードします。

–  アップロード時にプロパティの編集画面でコンテンツ タイプは何を選んでもいいです。
–  アップロードしたファイルはメジャーバージョンに発行します。

2. JS リンクを適用させたいビューを、[設定] – [ページの編集] をクリックし、編集モードに切り替えます。
3. ビュー内に配置されているリスト ビュー Web パーツで、[Web パーツの編集] をクリックし、 Web パーツの設定画面を表示します。
4. [その他] カテゴリーにある [JS リンク] に js ファイルへのパスを次のように指定し、[OK] をクリックします。
 ~sitecollection/_catalogs/masterpage/ファイル名.js
5. [ページ] タブから [編集の終了] をクリックします。

以上、JS リンクで条件付き書式を設定する内容でした。JS リンクで、アイテム全体に対するスタイル設定を行いたい場合の参考 (OnPostRender の利用) にもいただけると思います。

奥田 うさぎ

[SharePoint 2010] SPD 2010 でリストビューに条件付き書式設定

SharePoint Server 2010 で、リストビューに条件付き書式を設定する方法です。SharePoint Designer 2010 を利用します。

<例>
image

1.SharePoint Designer で対象のサイトを開きます。
2.[サイト オブジェクト] から [リストとライブラリ] をクリックして、リストとライブラリの一覧を開きます。
3.条件付き書式を設定したいリストをクリックして開きます。
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4.リストが開きます。[ビュー] カテゴリーから条件付き書式を設定したいビューをクリックして開きます。
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5.ビューがエディター画面で開いたら、[デザイン] ビューに切り替えます。
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6.ビュー内の任意の場所をクリックして選択し、リボン内に [リストビュー ツール] タブを表示させます。
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7.[リスト ビュー ツール] – [オプション] タブにある [条件付き書式] – [行の書式設定] をクリックします。
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8.[条件基準] ダイアログ ボックスが開きます。任意の条件を指定します。
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9.[スタイルの設定] をクリックします。
10.[スタイルの変更] ダイアログ ボックスが開きます。設定したいスタイルを指定します。
[背景] カテゴリーで [background-color] に任意の色を指定し、[OK] をクリックします。
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11.上書き保存します。

 

以上、SharePoint 2010 での Tips でした。
これ SharePoint Designer 2013 では [条件付き書式] メニューがなくなってるので、同様の操作では設定できません。別の方法でカスタマイズすることになります。次回 SharePoint 2013 で条件付き書式の設定方法を投稿します。

奥田 うさぎ

SharePoint Online/SharePoint Server 2013 – ディスカッション掲示板でビューを作成

SharePoint 2013 で掲示板にビューを作成する Tips をご紹介します。
下図のように掲示板の既定のビューを、標準ビュー形式に変更してみます。
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① 標準ビュー形式のビュー作成

 1.  [リスト] タブ – [ビューの作成] をクリックします。
 2.ディスカッション掲示板では、[標準ビュー] がでてこないので、既存のビューから作成開始の [管理] をクリックします。
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3.ビュー名を付けて、表示したい列を指定します。必要に応じて並べ替えやフィルター、グループ化等その他設定も行います。
また作成したビューを既定にしたい場合、[このビューを既定にする] を選択しておきます。
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ここまでで、見た目は標準ビューになります。
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が! ここまでだと問題があり、タイトル列 (件名に入力した内容) のリンクをクリックすると、下図のように、返信も既定ビューである標準ビュー形式で開きます。。
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本来は、タイトル列をクリックすると、こうなってほしいんですよね?
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次のステップでこれをなんとかします。

② ビューの設定変更

コメント欄で教えていただいた内容を追記します
作成したビューの編集画面で、 [フォルダー] 設定を [最上位のフォルダー内を表示する]に変更

[参考] 集計列を作成

 ② で解説しますが、参考までに、集計列を使う方法も
もともとの既定ビューである [件名] ビューで、タイトル列をクリックし、開いた画面の URL を確認すると、こうなっています。
 https://サイトURL/Lists/掲示板パス/Flat.aspx?RootFolder=掲示板への相対パス/件名の値(エンコードされている)

いったん開いてみて、表示される URL をコピーしてみてください。
私の環境だと、こんな感じでした↓
https://crie.sharepoint.com/Cust/Lists/List2/Flat.aspx?RootFolder=%2FCust%2FLists%2FList2%2F%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%EF%BC%91&FolderCTID=0x01200200836448E9AAB30E48A7F54EC0409D8662

一番おしりの &FolderCTID=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX の部分はなくてもいいので、それ以前の部分の、
https://crie.sharepoint.com/Cust/Lists/List2/Flat.aspx?RootFolder=%2FCust%2FLists%2FList2%2F%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%EF%BC%91 を利用して集計列を作成します。

■ 集計列の数式は、下記です。
列名: 任意
この列の情報の種類:集計値
数式 : ※ 赤字部分は環境にあわせて変更ください)
※ この式から返されるデータの種類 は [数値] にしてください。
=CONCATENATE(“<a href=’https://crie.sharepoint.com/Cust/Lists/List2/Flat.aspx?RootFolder=%2FCust%2FLists%2FList2%2F”,件名,”‘>クリックして開く</a>”)    

 image

③ ビューを編集

最後にビューに表示する列を整えれば、、
・ 集計列で作成したハイパーリンクが表示される列を一番左に
・ 表示する列に対して、[タイトル(編集メニュー付きのアイテム)] を [件名] に変更
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ディスカッション掲示板でないと、なかなか返信を付ける形でのデータ登録は難しいですし、ディスカッション掲示板に列を追加した際にはデフォルトの件名ビューよりも、標準形式ビューで追加した列も表示したいケースが出てくると思います。そんなときに活用いただければ。

奥田 うさぎ

SharePoint 今月のデータをビューに表示したい

列の値 (日付型) を利用したビューにおけるフィルター設定について 「今月のデータを表示したい」 場合です。

基本

 日付型を利用してフィルターしたビューを作成する場合、フィルター条件でよく [Today] 利用するかと。[Today] には足し算引き算もできますよね
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今月のデータをフィルター表示したい場合

フィルター条件で、今月の日付かどうかを直接判断する方法がないため、あらかじめ日付型の列をベースに集計列を2個作っておきます。両方とも [この式から返されるデータの種類] は [日付] にしてください。

   ・  当月開始日      =DATE(YEAR(日付列),MONTH(日付列),”1″)

   ・  当月終了日      =DATE(YEAR(日付列),MONTH(日付列)+1,0)

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ここまでできたら、あとはビューのフィルター条件において、[Today] でなんとかなりますね。
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集計列の数式を工夫すれば、先月のデータとか今年のデータとかも同様にできます。

以上です。

奥田 Bunny

SharePoint リスト アイテムのコピー ボタンを作成

リストにデータを登録する際に、既存データをコピーしたいってケースはないですか? データの内容によりけりだと思いますが、そんなリストに、アイテムのコピーボタンを追加した例です。

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リストにデータを登録する際に、既存データをコピーしたいってケースはないですか? データの内容によりけりだと思いますが、そんなリスト

1. リストを作成し、列を任意に作成します。
  
※ 列の内部名は JavaScript 内で利用するので、列名は半角文字で作成することをおすすめします。
列作成時に半角文字で入力された列名 = 内部名です。その後列名を変更しても内部名は変わりません。

2. コピーボタンを追加したいビューを開きます。
[設定] – [ページの編集] をクリックし、編集モードに切り替えます。

3. [Web パーツの追加] をクリックし、スクリプト エディター Web パーツを挿入します。

4. 挿入したスクリプト エディター Web パーツ内の [スニペットを編集] をクリックします。
埋め込み ダイアログが表示されるので、下記 JavaScript コードを記述します。

      !赤字部分は環境に合わせて任意に変更ください!
※ リストの名前は環境に応じて変更ください
※ 列名 (内部名を利用) は環境に応じて変更ください
※ リストの URL も環境にあわせて変更ください

<input type=”button” onclick=”CopyItem()” value=’単一データを選択してコピー’/>
var context;
var currentItem;
var sourceList;
function CopyItem() {
context=SP.ClientContext.get_current();
var selectedItemIds = SP.ListOperation.Selection.getSelectedItems(context);
var web=context.get_web();
sourceList=web.get_lists().getByTitle(‘CopyButtonList‘);
currentItem = sourceList.getItemById(parseInt(selectedItemIds[0].id));
context.load(currentItem);
context.executeQueryAsync(Function.createDelegate(this,Endload),
Function.createDelegate(this,error));
}
function Endload(sender, args){
var itemCreateInfo = new SP.ListItemCreationInformation();
this.oListItem = sourceList.addItem(itemCreateInfo);
oListItem.set_item(‘Title‘, currentItem.get_item(‘Title‘));
oListItem.set_item(‘Field1′, currentItem.get_item(‘Field1‘));
oListItem.set_item(‘Field2‘, currentItem.get_item(‘Field2‘));
oListItem.set_item(‘Field3‘, currentItem.get_item(‘Field3‘));
oListItem.set_item(‘Field4‘, currentItem.get_item(‘Field4‘));
oListItem.set_item(‘Field5‘, currentItem.get_item(‘Field5‘));
oListItem.update();
context.executeQueryAsync(Function.createDelegate(this,endCopy),
Function.createDelegate(this,error));}
function endCopy(){
alert(‘コピーしました!  ID: ‘+ oListItem.get_id()+’\n編集画面を開きます’);
url=’https://crieillumi.sharepoint.com/test/Lists/CopyButtonList/EditForm.aspx?ID=’+oListItem.get_id();
location.href(url);
}
function error(sender, args){
alert(args.get_message());}

 ● ワンポイント
SP.ListOperation.Selection.getSelectedItems(context) で、リスト内で選択されたリスト アイテム ID
コレクションが取得できます。

5. [ページ] タブの [編集の終了] をクリックし保存します。

またこの記事の手順では、リスト ビュー内にボタンを追加しましたが、リボン内に追加したい場合 SharePoint Designer 2013 で可能です。以前の記事になりますが、SharePoint 2013 SharePoint Designer でリボン内にメニュー作成 – 他のサイトにお知らせコピー をあわせて参考に、この記事でご紹介した JavaScript をリボン ボタンのアクションとして追加ください。

以上、奥田でした うさぎ